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7 月 25 日(土)、「こども体験ラボ・せかい探求コース」の第 2 回が開催されました。今回のテーマは「イタリア・トルコ・ ロシア」。会場にはほぼ満員の親子およそ30 組が集まりました。 はじまりは、ちょっぴりドキドキから イベント自体は 14 時からですが、実はその前、10 時からスタッフは集まり、準備に追われていました。会場には万国旗を 飾り、紹介国の絵本や、簡単な会話集などを設置し、その間、3 カ国のゲストとともにリハーサルの準備も進めます。開演 1 時間前には全員で最終確認のミーティングを実施し、13 時半の開場と同時に、受付とウエルカムタイムがスタートしました。 初めて会うお友だちやゲストを前に、最初は少し緊張した顔をしていた子どもたち。それでも、スタッフが「今日は何が楽しみ?」「万国旗の国旗、どれか知ってる?」なんて声をかけていくうちに、少しずつ表情がやわらいでいきました。 イタリア・トルコ・ロシアから来たゲストと、はじめまして 14 時、いよいよオープニングセッション。「こども体験ラボ」の紹介動画が流れると、子どもたちの目が輝き始めました。この 日のゲストは、GSSとも⻑年お付き合いのある特定非営利活動法人NICEからのご紹介で参加してくれた 3 名。イタリアからエマさん、トルコからエリンさん、ロシアからアンナさんです。2 日前に来日したばかりとあって、時差ボケが心配されま したが、子どもたちの元気な姿に引っ張られるように、活発に対応してくれました。 早速、自己紹介から。それぞれが名前と出身国とともに、「I like マンガ!」などと一言添えると、子どもたちからも、自然 と笑顔がこぼれます。このあと、3 カ国のグループ分けをして、いよいよ「せかい探求」の旅がスタートしました。 最初のアクティビティは「ワールドナンバーズ 〜各国語で数を数えよう」。グループごとに初めて聞くイタリア語、トルコ語、ロシア語で数字をゲ ストから教わり、みんな真剣に練習していました。「uno (ウーノ)、due(ドゥエ)、tre(トレ)、quattro(クワット ロ)、cinque(チンクエ)」と大きな声で叫んでいたのは、イタリアチーム。ロシア語もトルコ語もなかなか手強く、「え〜難しいなあ」などと言いながらも、チーム一丸となって練習することおよそ 10 分。 その成果を保護者の皆さんに向けて発表します。「せーの!」を合図に、子どもたちは慣れない発音を一生懸命まねしながら、声をそろえました。「なんか楽しい!」という声とともに、みんなの緊張がふわっとほどけていくのがわかる、そんな時間で した。 からだを動かして、あっという間になかよしに 14 時 25 分は「ワールドバスケット」、みんな大好き椅子取りゲームです。輪の中心で「I love Turky!」と叫べば、トルコ チームのメンバーだけが、別の椅子に移るという仕組み。さらに「I love Everyone!」と言えば、全員が動くというルールで す。走って、笑って、椅子に座れても、座れなくてもみんな大笑い。ことばが通じなくても、一緒に体を動かせばあっという間 に仲良くなれるそんな光景が会場のあちこちで見られました。 元気に体を動かして、大騒ぎした後はみんなお待ちかねのおやつタイム! 用意されたチームごとのテーブルに着席すると、 そこに用意されていたのはイタリアの伝統菓子「スフォリアテッラ」。ナポリ発祥の貝の形をした菓子で、リコッタチーズ入りと、 カスタード入りの 2 種類。原料もきちんと明記されているので、アレルギーがある子も安心して楽しめます。そこに、ゲストのみんながそれぞれの国からお土産に持ってきてくれたキャンディーも加わりました。珍しいおやつにみんな興味津々。「これ、意外と甘くないね!」「へ〜、こんなお菓子をイタリアでは食べているんだ」とにぎやかな声が広がります。 そしてこの時間を使って始まったのが、ゲストへの「インタビュータイム」。 「トルコで有名な場所は?」「イタリアで人気のご飯は、やっぱりパスタ?」「ロシアではバレエが盛んなの?」―――次々と 質問が飛び出します。少しシャイな子どもには、「お助けカード」を事前に用意しました。これを使って質問にチャレンジ。「イタリアの小学校には給食はありますか?」「トルコの小学生はどんな遊びをしていますか?」といった質問も加わり、会場は大いに盛り上がりました。 「へー、知らなかった!」 「そういう遊び、日本と似ているね!」 「そんな違いもあるんだね!」―――そんな子どもたちの楽 しそうな声が、あちこちから聞こえてきます。教えてもらうのではなく、目の前にいる人に直接聞いて、直接答えてもらう。だ からこそ生まれる「へえ!」が、たくさん詰まった時間でした。 ワールドクイズで、会場は大興奮! 15 時を過ぎた頃、この日いちばんの盛り上がりを見せたのが「ワールドクイズ」でした。A か B か、答えを選んで会場を右 へ左へ大移動しながら答えていくこのクイズ、子どもたちのはしゃぎっぷりはまさに圧巻でした。 「トルコの伝統料理はどっち?」「モナリザを描いた人はどっち?」「ロシアバレエ音楽で世界的に有名なのはどっち?」―― ―次々と出される難題に「こっちだよ、こっち!」「え、ちがう気がする!」と、友だち同士で相談しながら走る子、自信満々に一直線に駆けていく子。そして、答えが発表されるたびに「やったー!」「ええー!?」と歓声とどよめきが会場中に響きま す。子どもも保護者も一緒になってワキたる、まさに今回のハイライトと言える時間になりました。我が子のはしゃぐ姿に保護者の皆さんも思わず笑顔をこぼしていたのが印象的でした。 メッセージボードで伝えたい思い 様々なアクティビティで大騒ぎしていると、時間はあっという間に 15 時 20 分をまわっていました。最後のプログラムは、ゲストへのメッセージボード作り。子どもたちが思い思いに言葉を綴っていきます。 「とてもよいたいけんとなりました」 「すてきな時間をありがとう」 「また日本に来てね」―――たくさんのメッセージが並びま した。中にはイタリア語やロシア語で「ありがとう」の言葉をどう表記するのか、自分で調べて書き込む子の姿も見られまし た。 そしていよいよクロージングと全体写真撮影の時間です。走り回った後の少し上気した顔で、みんな最高の笑顔を見せてくれました。各国のゲストと個別に写真を撮る親子の姿も。。。 皆さんにとって忘れられないひとときとなり、この日の探求 の旅は幕を閉じました。 「ちがい」だけじゃなく、「おなじ」も見つけられた日 今回は、イタリア・トルコ・ロシア出身のゲストをお迎えし、それぞれの国の遊びや文化にふれながら、お菓子を食べたり交 流したりする時間となりました。最初は少し緊張していた子どもたちも、一緒にゲームをしたり、英語や現地のことばを教わったりするうちに、自然と笑顔がこぼれるように。 私たちが大切にしているのは、国についての知識をたくさん覚えることだけではありません。実際にその国の人と出会い、話し、遊び、文化にふれることで、「ちがい」を知るだけでなく「おなじ」も見つけられること。その積み重ねが、いろいろな価値観を受け入れる力や、自分とはちがう文化への興味につながっていくと考えています。 満員御礼となった今回のプログラム。「こども体験ラボ・せかい探求コース」は、これからも子どもたちが世界と出会い、自分自身について考えるきっかけとなる体験をお届けしていきます。 ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。 次回は、8月19日〜21日のじぶん発見プログラムです。皆さんにお会いできるのをスタッフ一同、楽しみにしています。お友達とお誘い合わせの上、ぜひご参加ください! (執筆:足立真理)
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