EDU-TALK 最終回「新しいリーダーシップ」 ① TAIGA:「真の自分と向き合い掴んだもの」(約45分) ② IROHA:「日本人としてのアイデンティティーとその先の挑戦」(約40分) ③ KOTARO:「周りから学ぶ柔軟性」(約30分) 「教育の選択肢を広げる」をテーマに昨年秋よりスタートした EDU-TALK 最終回のテーマは「新しいリーダーシップ」。インタビューに協力いただいたのは、カリフォルニア州立大学バークレー校に在籍する日本人留学生3名です。インタビュアーもGSS学生ボランティアにお願いしました。 多様な社会の中でのアイデンティティーやリーダーシップについて語ってもらいましたが、大変素晴らしい内容でした。あまりにも素晴らしかったので、1本に編集してお送りする予定を変更し、インタビュー動画3本そのままを登録メンバーの皆様に配信させていただくことになったほどです。 真摯に自己と向き合い、夢に向かって努力し続けてきたTAIGAさん。彼自身の実体験に基づく成長ストーリーは、真の意味での多様性とグローバルリーダーとしてのあり方を伝えてくれるものでした。「価値観が違っても相手を傷つけるようなことはしない」という言葉に、アメリカ社会ならではの多様性と受容性を感じました。 アメリカに来て初めて日本というアイデンティティーに気づいたというIROHAさんは、大切にしたい日本文化として「他者への敬意」について話してくれています。それは「知らない間に自分の価値観を押し付けることをしない」という配慮につながり、またリーダーシップとして必要なのものとして、「自分の価値観を大事にしながら、他者の当たり前を大事にするコミュニケーション」と説明してくれました。 KOTAROさんは、「留学前の自分の中にあった思い込みや概念が自分自身を怯えさせていた。アメリカに来てみたら多様性のある社会だからこそ、自分を出せることができる。どんな自分でも居場所を見つけることができる」と話してくれたのが印象的でした。アメリカでの経験をもとに、周りから学び、柔軟に新しい価値観を取り入れるリーダー像について語ってくれました。 3人がそれぞれにインタビューで語ってくれたことは、本当に多くの人に知ってもらいたいと思う貴重なお話ばかりでした。EDU-TALKはこれで最終回となりましたが、最後にこのような深い学びを伝えてくれた学生の皆さんに出会えたこと、お忙しい中ご協力くださったことに心から感謝申し上げます。 また約1年に渡り、お付き合いくださいました登録メンバーの皆様、ありがとうございました。EDU-TALKシリーズは最終回を迎えましたが、新しく登録くださった皆様には引き続き、第1回からの動画を共有させていただけます。ご興味のある方は、よかったら下記「詳細はこちら」よりご確認ください。 GSSでは真の日本文化を体験し、海外で交流することを基本方針として、今後もさまざまな体験の場づくりを手掛けてまいります。引き続き、皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
0 コメント
2024年7月26日〜8月3日、フィジー研修を実施しました。 今回のフィジー研修は、GSSでサポートしている「新生・おかげまいりプロジェクト」の活動のひとつで、今年は京都の子どもたちがメインとなって参加しています。 「新生・おかげまいりプロジェクト」は、地域の次世代育成の一環で、子どもたちだけで伊勢神宮へ送り出し、旅の経験を地域で分かち合っていたという古来の慣習を、現代版に甦らせようと立ち上げられたプロジェクトです。GSSが長年取り組んできた「自分の文化を学び、海外での交流を体験し、自己成長につなげる」という活動コンセプトに「地域還元」という要素が加わった形になります。 GSSとしては久しぶりのフィジー研修になりますが、現地の村の皆さんとの絆のおかげで今年も充実したフィジー滞在となりました。長文にはなりますが、タイムラインに沿ってご報告いたします。 【研修1日目】 長旅の疲れをとってもらうためにホテルでゆっくりというスケジュールでしたが、到着早々、和太鼓の練習が始まりました。京都の子どもたちは、日頃から伝承太鼓の稽古に取り組んでいます。いつもは神社などで奉納するものですが、今回は初の海外デビュー。和太鼓は「このような活動ならぜひ支援したい」と在フィジー日本大使館が貸してくださったもので、フィジーでの演奏が実現化しました。 【研修2日目】 1泊2日の海辺の村でのホームステイが始まります。まずは村の教会でのミサに参加させていただき、フィジーの美しい歌声とそれはそれは長いお説教を静かに聞きました。現地の小さな子どもたちも辛抱強く座って静かに聴いているので、日本の子どもたちも頑張りました。私たちへの歓迎の歌をいただいたお礼に、日本の子どもたちとスタッフは「ふるさと」を即興で歌いました。大きな拍手の中、席に戻ると、村の皆さんからの握手責めに・・・。子どもたちは戸惑いつつも、とても嬉しそうでした。 それぞれお世話になるホストファミリーに分かれ、ランチタイム。初めてのフィジー家庭料理は、どれも美味しくてみんな大満足。そして夕方までのフリータイムは、海へ遊びに連れて行ってもらったり、砂丘で思いっきり遊んだりしました。フィジーの伝統家屋の見学に連れて行ってもらった子どもたちもいました。 夜は、いよいよ村での和太鼓の披露です。村の子どもたちがたくさん集まってくれました。初めての演奏に緊張気味の日本の子どもたち。演奏が始まり鐘の音が鳴り響くと、会場はしんとなりましたが、順に太鼓を叩きだすと、大喝采!素晴らしい初舞台となりました。 【研修3日目】 今日は小学校と高校の訪問です。小学校では全校生徒が集まってくれて、青空のもと大合唱のプレゼント。和太鼓は野外ステージでの演奏。ここでも大きな拍手に包まれ、大盛り上がり。その後、6年生の授業に参加させてもらいました。英語もわからない、初めて会うお友だちばかりの中、それぞれに自分なりのチャレンジをしたことと思います。休み時間はフィジーの子どもたちに取り囲まれ、大変な騒ぎに・・・。「アイドルになったみたい」と一番小さなTちゃんは戸惑いながらも、フィジーの子どもたちからの歓迎ぶりに感激していました。 続いて、高校へ。高校では伝統衣装に身を包んだ生徒代表の二人を先頭に、全校生徒が歌でお出迎え。一人一人手作りのレイを首からかけてもらい、会場へと入りました。歓迎セレモニーの後、いよいよ和太鼓の演奏。子どもたちもみんなの期待に応えるかのように、より一層太鼓の音を響かせ、伝承太鼓の3曲を披露しました。 フィジーの高校生たちの歌とダンスの披露のあとは、スポーツ交流。バレーボールやラグビーをして遊び、別れを惜しみながら、たくさん写真を撮って学校を後にしました。 【研修4日目】 今日は移動日です。今日からは海辺を離れ、山の村でお世話になります。山の村までは3時間半。長時間の移動となりますが、車内ではこれまでの経験や文化の違いについて、話が盛り上がりました。 村に到着して、カバの儀式で歓迎していただいた後、それぞれのホストファミリーへ。この村では2泊させていただくので、不安そうな子もいましたが、すぐにホストファミリーや近所の子どもたちに囲まれ、自己紹介しあったり、夕食の準備を見させてもらったりしていました。移動の疲れも見せず、言葉の壁も超えて、村の子どもたちとすぐに馴染んで遊んでいるみんなの姿を見ながら、たった3日間での成長を見た気がしました。 【研修5日目】 今日は村の小学校、少し離れたところにある高校での太鼓披露。どこの学校でも大きな拍手を浴び、大人気!子どもたちももうすっかり慣れて、演奏の準備も曲紹介もスムーズになり、「演奏する度に毎回上達するね」とお互いを褒めあっていました。 演奏の後、村に戻り、ココナッツツリーからココナッツを取ってその場でいただいたり、川遊びをしたりしました。夜は伝統的なロボ料理をいただいたり、トランプ遊びをしたり、思い思いにフィジーの村での時間を楽しんでいました。 【研修6日目】 2日間お世話になった山の村の皆さんとお別れです。たった2泊。でも絆は確かなものに・・・フィジーのお父さん、お母さんも、日本の子どもたちもみんな涙ぐんでいました。 村を後にし、首都スバへ。まずは太鼓を貸してくださった日本大使館への表敬訪問。大使、参事官、文化担当の方が迎えてくださり、フィジーのことや大使館のお仕事についてのお話を伺うことができました。「このような活動はぜひ今後も継続してほしい」と励ましの言葉をいただきました。子どもたちにとっては、とても貴重な経験になったと思います。 大使館訪問後は、フィジー最大のマーケットを見学したり、スーパーでのお買い物タイム。村から現代的な世界に戻り、子どもたちもちょっと不思議な気分と話していました。 【研修最終日】 昨夜はプライベートビーチ付きのホテルで、フィジー最後の夜をみんなで楽しみました。フィジーダンスのディナーショーに参加したり、ビリヤードで遊んだり・・・。ホームステイでの疲れも見せず、しっかり遊んでいました。帰国するフライトは夜なので、それまでは海やプールで遊ぼうと最後まで元気な子どもたちでした。 空港で現地スタッフにお礼を伝え、寄せ書きとプレゼントを渡す子どもたち。やり切った充実感に包まれていました。そして最後まで笑顔で手を振りながら、また会おうねと約束して別れました。 今回の研修は、ここでは書ききれないほどの様々なことが起こり、たくさんの感動がありました。運営スタッフ側としては、もっとこうしたかった、もっとサポートできたことがあったと思うところもあるのですが、みんなが最後まで笑顔で無事に研修を終えることができたのは、子どもたちの柔軟な対応力と頑張る力、そして見事なチームワークのおかげです。 最後に、1年前から協力し現地でサポートしてくださったAさん、L村、S村の皆さん、SMC、NMSの先生方、在フィジー日本大使館の皆様、在日フィジー大使館の皆様のおかげで、フィジーでの素晴らしい交流活動を経験させていただくことができました。本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。 フィジーと日本両国の子どもたちがこれからも交流を続け、より良い世界へと導いてくれる種となってくれることを祈ります。 追記: 参加してくれたみなさんへ 最年少10歳のTちゃん、いつも元気で誰よりも率先していろいろなことにチャレンジして楽しんでいました。小さいのに大きなお兄ちゃんたちに負けず、太鼓もしっかり叩いて、海にも川にもプールにも一番に飛び込んで瞬間瞬間を最大限に楽しむ姿がとても眩しかったです。 11歳のNちゃん、自分のやりたいこと、できることを見つけて精一杯取り組んでいました。きっと嵐の中にいるような毎日だったと思いますが、いつも前向きでへこたれることもなく頑張っていました。限界が来てお兄ちゃんにもたれて寝ちゃったり、そんな姿もとてもかわいかったです。 12歳のMくん、好奇心旺盛で何でも生き生きと楽しむ姿、かっこよかったです。そして子どもも大人も、日本人もフィジー人も、人間も動物も境なくすぐにお友達になれるMくん、どこに行っても人気者で、Mくんの気のこもったパワフルな太鼓にフィジーのみんなも大喝采。チーム一の盛り上げ役でした。 12歳のYちゃん、小さい子と大きい子、男の子と女の子、京都の子と東京の子、子どもチームと大人チーム、その狭間でいつも冷静に観察して、みんなを陰ながら支えて助けてくれました。最初のカルチャーショックから見事に立ち直り、いろいろなことを前向きに楽しんでいた姿が素晴らしかったです。 12歳のYちゃん、遅れて参加して苦労もあったと思いますが、最後まで自分なりにチャレンジし続けて立派でした。体験したことを自分の言葉で表現しながら整理して、全てをプラスに持っていける力に強さを感じました。今回の経験を活かして、またいつかフル参加で楽しんでくれる機会があれば嬉しいです。 14歳のTくん、自分自身にたくさんチャレンジした1週間だったと思います。果敢に自分の限界を超える経験をしている姿に陰ながら拍手していました。そして後半、さすがに疲れが見えてきたNちゃんやTちゃん、Mくんにそっと寄り添ったり、いっぱい遊んであげて支えていたこと。小さい子たちが最後まで元気に笑顔でいれたのはTくんのおかげだと思います。 高校生のSくん、チームをまとめるリーダーとしてみんなからの信頼も厚く、いつも頼られていました。チームのみんなにもフィジーのみんなにも大人気。人気すぎて常にみんなに囲まれていたのに、全体を見てすぐに動いて支えてくれました。そして大人顔負けの周りへのさりげない気遣いに、子どもたちだけでなく大人スタッフたちもみな救われ感謝していたと思います。 大学生スタッフのDくん、大人スタッフのHさん、慣れない環境の中、柔軟に対応してくれてありがとうございました。子どもをサポートするスタッフとしての成長ぶりが凄まじかったです。感謝の気持ちいっぱいです。 参加した全員が「楽しかった!また来たい!」と口々に言ってくれたのは、何よりの収穫です。みんなの愛と協力のおかげで無事に研修を終えることができました。本当にありがとうございました! 2024年3月29日、京都の御所北にある臨済宗 相国寺 塔頭 養源院にて、新生・おかげまいりプロジェクト「道」〜ふれる〜 京都研修 2024春 が実施されました。これからの時代を担っていく次世代の子どもたちに、日本文化の中に息づく「道」にふれる場を、と多くの皆様にご協力いただき実現することができました。 当日は京都と東京から13名の子どもたちが参加、学生ボランティアと保護者も一緒に参加させていただきました。主にこの夏のフィジー研修に参加する予定のメンバーたちです。 まず全員での顔合わせの後、坐禅指導・法話を、養源院の平塚景山副住職に行っていただきました。元気いっぱいの子どもたちが本堂に入ると、緊張した面持ちで急に静かに・・・。子どもたちにわかりやすいようにと事前に資料もご準備いただき、禅についてのお話を伺いました。その後、2回の坐禅を体験し、終わる時にはみんなの顔の表情が変わっていました。終了後、子どもたちやボランティアスタッフからは感想が寄せられましたが、こころに残るお言葉がそれぞれに違ったのは印象的でした。「人の一生は一呼吸の間である」というお話から「今を大事にしたいと思った」と語ってくれた子どももいました。 茶道体験は、裏千家正教授の小泉宗敏先生にご指導いただきました。「挨拶で人となりがわかるものです」と、まずは座り方、お辞儀の仕方について教えていただきました。世界の第一線で活躍されているリーダーも小泉先生のもとで練習されたというこぼれ話もありました。小泉先生の素晴らしい教えはもとより、子どもたちの吸収力にも驚かされました。ご指導の後の男の子たちは凛々しく、女の子たちは美しい佇まいに・・・。実際にお茶をたてる体験もさせていただきました。 養源院の大奥様にご案内いただいたお庭と茶室見学も、なぜこのような作りになっているのか、昔の人は何を大事にしていたのか、先人の智慧と工夫に子どもたちから質問が続いたそうです。 養源院は一般公開されていないお寺になりますが、素晴らしい空間と庭園、茶室を堪能させていただける贅沢な時間となりました。 場所の空気感はもとより、教えてくださった先生方の言葉の一つ一つ、佇まいのすべてが美しい日本の文化であり、こころなのだと感じる一日となりました。なぜ日本文化体験を京都で開催することにこだわるのかは、参加いただければ実感していただけると思います。 最後に、この日のために準備してくださり当日も裏方で支えてくださった皆様、様々な形で活動を支援くださっている皆様に心より感謝申し上げます。運営スタッフ一同、今回の経験を大切に、次の開催に向け精進してまいりたいと思います。ありがとうございました。 1月18日、東京・渋谷にて、GSSの卒業生に集まっていただき、インタビューを行いました。 GSSのさまざまなプログラムに参加してくれた4名に集まってもらいました。現在は、 社会人1〜2年目、また大学3〜4年生というメンバーたち。小学生から高校に上がるまで、日本で京都研修やリーダーシップ研修を経験し、グアム、フィジー、アメリカ研修にも参加しました。 いま振り返ると、こうだった・・・という話から、その後どんな影響があったか、というような話まで、ぶっつけ本番、そのままの声を収録させてもらいました。2月18日のEDU-TALKで、当時の写真のスライドショーとともに、ご紹介する予定です。 EDU-TALKでは、このインタビューの様子をお伝えした後、フィジー研修の記録ムービーもご紹介します。彼らの話していたフィジーの体験の様子を見ていただけたらと思います。 さて、今回このような企画をさせていただいたのは、この3月に京都研修、7月にフィジー研修を行うのですが、先輩として、今年参加する小学生と中学生に向けて語ってほしいというご要望があったため。忙しい中、快く引き受けてくれて、運営側としてもそんなふうに思っていてくれたんだ!という嬉しい発見もたくさんあり、とても有り難かったです。 GSSの活動に興味のある方がいらっしゃいましたら、この機会にお申し込みいただき、ご視聴いただけたら幸いです。お申し込みいただくと、過去のアーカイブ動画にもアクセスしていただけるようになります。 お申し込みは下記のクリックボタンから。活動支援のための寄付金付きと、無料お申し込み、どちらかお選びいただけます。どうぞよろしくお願いいたします。 10月20日金曜日、北海道美瑛町役場のDX推進研修にて、「DXと文化」をテーマにした講義とワークショップをさせていただきました。 当日は「DXってなに?」「DXの先には?」というトピックで講義させていただきました。デジタル文化を理解するということは、欧米文化の根底にあるものを理解しないと難しいので、よりコアな文化的な価値観についてご紹介しました。その後、デジタル文化導入における組織への影響や変化についてお話しさせていただきました。 ワークショップでは、通常は自己文化を理解するところから始めるのですが、美瑛町では2016年よりまちづくりワークショップを続けられていて、「美瑛町共通ビジョン」を掲げたまちづくりを推進されています。その長年の取り組みにより、美瑛町の文化アイデンティティーはすでに明文化されておりましたので、次のステップへと進めることができました。 「DX」・「美瑛町共通ビジョン」・「Z世代の価値文化」を組み合わせたまちづくりワークでは、参加者の皆さんの知識や意識がとても高く、短い時間にもかかわらず、すばらしいチームプレゼンが繰り広げられ、有意義な時間となりました。美瑛町では、対話からアクションへつなぐという経験も積まれてきているので、これからがとても楽しみです。 DXと聞くと、よくわからない、難しいと思う方も多いかと思うのですが、文化対応教育学をベースにしているPOSIDの理論では、DXに対しても文化の変化と捉えます。どんな団体、企業や組織も独自の文化アイデンティティーをもっています。自己の文化を理解し守りながら、デジタル文化を理解することで新しい組織づくり、次世代型リーダー育成へとつながれば幸いです。 このような機会をくださった美瑛町役場の皆さん、本当にありがとうございました! |
GSS OFFICESince 2009 CategoriesArchives
9月 2024
|