オレゴン州立大学で、ポジティブ・アイデンティティー論をベースにしたワークショップをさせていただきました。今回は、大学院の研究で、学生アンケートに協力してくださった日本人学生のみなさんが集まってくれました。 まずは、自分たちが参加したアンケートの結果分析をまじえながら、日本人学生の典型的な行動パターンなどを、一緒にふりかえります。そして、日頃の授業の中で感じている文化の違いや、これまで意識していなかったことを、自分たちの体験をベースに語り合いました。その上で、日本文化について、レクチャーさせていただいたのですが、たくさんたくさん語らせてもらっても、彼らの興味は尽きず・・・。日本文化を学ぶだけのワークショップでよかったかもと思わされるほどの嬉しい反応でした。 後半は「文化とアイデンティティー」について、ディスカッション。国際関係学、国際政治学、人類学、心理学、環境ツーリズムを学んでいる学生さんたちでしたので、ディスカッションもかなり深いものに・・・。国として、国際社会の中で日本の文化をどう活かしていくか。そんなところまでに話が広がり、1時間半のワークショップではとてもおさまりきれるものではありませんでした。笑 最後は、ポジティブ・アイデンティティー論を解説し、簡単なアクティビティーにトライ。 終了後、すぐにメールをくれた律儀な学生さんたち。「ポジティブシンキングの大切さと、これから将来母親になる上で女性としてもとっても考えさせられるものでした」「またこのような機会があれば、ぜひ参加させていただきたいです!」「自分の卒業した高校でもやってほしい」とメッセージをいただきました。 東京での活動についても、帰国後にはボランティアで参加したいと言ってくださった人もいて、とても嬉しかったです。 大人と日本の教育について語り合う際は、なにかと現実社会での問題や否定的な意見に合うことが多いのですが、大学生と語り合うと、希望に包まれるような感じがします。彼らの将来が明るいものであるように、私たちもバックアップサポートを続けていきたいと思います。 忙しい中、時間を割いて集まってくださった学生のみなさん、本当にありがとうございました!!!また教育や文化について語り合える集まりをぜひやりましょう!残りの留学生活、「自由に自分らしく」、そしてめいいっぱい楽しんで、よいものにしてくださいね。 感謝をこめて・・・。 河合聡子
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