このシリーズも4回目を迎えました。細々と思っていましたが、意外と好評です。笑 メッセージを寄せてくださる方、読んでくださる方、ありがとうございます。 ペアレンツ・セミナーを企画してからというもの、いろいろな方の声をいただいて、わたしたちのこどもたちへの思いは、「未来につながる」と実感しています。 できることは小さくとも、自分にやれること・できることを、みんなで持ち寄れば、それはきっと、次の世代に引き継がれていくものになる。 そして今日ご紹介するのは、ポートランド在住の瀬高早紀子さん。 GSSセミナーを開催するたびに、日本のお友達やご家族に声をかけてくださったり、様々な形でサポートいただいています。次回のセミナーについての相談もすでにスタートしていて、ともに動ける楽しさを共有させていただいています。 日本とポートランドをつなぎ、ライターとしてもご活躍されている早紀子さんが、「自分らしさ」について、FBに投稿してくださっていたものをご紹介します。たくさん共感をもって読んでいただけると思います。 【日本の親御さん、教育関係者、「これからこの世の中、どうなっていくの? 」と一度でも、何度でも感じたことがある方々(私)へお知らせ】 東京、内田洋行本社を会場に行われる「自分らしく生きる力を親子で育む」をテーマに据えたトークとワークショップに、ぜひ私の分まで行ってきていただきたいです(笑)。 そもそも「自分らしさ」ってこういうこと?? と、心づいてきたのが高校生くらいでした。それまでは優等生で憧れの姉の存在や、親が親戚のおじさんや先生に伝えている自分像に、近づき、なぞるように生きることで無意識に自分を模索し、保ってていた子ども時代(子どもって聞いてないようでよく聞いてるのだ)。高校で全てがわかったわけじゃないけれど、誰かの物差しではなく自分で見つけた好きなものや得意なことが少なからず、今に脈々と影響しているなあ、と思う。 体育会系にいながらそのガッツなノリが実は自分には合わなかったこととか(笑)、そんな中でも仲間を見つけて斜に構えながら心地よく遊んでしまうとか、クラスの端っこで効果音を流暢に使いこなしてケタケタ笑う男子の生態が授業以上の観察対象になりうる、とか。そういうこともまた、自分らしさ?なのかしら。 それはさておき、「点数」や「正解」だけを求めずに自分でどうにか生きていく術を、赤点取っても水道管が直せる特技を評価して将来に生かせるという自信を、答えのない答えを見つける楽しさとその方法を、学校でもっと教えてほしかったなあと思う。というか、これからの教育はそうでないとやばいんでないかと焦りをも感じている。 親になって「自分らしく」子育てせよ! 子どもの「自分らしさ」を引き出す教育を! と言われても、私自身、まだ半信半疑でやっている。だからこそ、親子を対象にした「自分らしさ」の育み方は必聴であり、これからの時代に欠かせない内容だと思うのです。 日米の教育の違いを親、エデュケーターとして学びながら世界の平和活動をも見据えて活動している我らがオレゴンの河合聡子さんが登壇。また著作も多数。大人気作家、子育てアドバイザー、LICOさんの肯定する子育てのあり方も、親子の心を解きほぐしてくれそうです。 世間や誰かの目が先に立ちがちな今、「自分らしく生きる」ってとっても難しいけれど、実は基本的人権並みに、当たり前の尊厳なのだと信じています。 第1回 GSS ペアレンツ・セミナー 日時:6月30日日曜日 13時30分ー16時00分 場所:内田洋行 本社2階 セミナールーム (東京都中央区新川2-4-7)
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