6月に行われたセミナーに引き続き、7月27日には、ポジティブ・アイデンティティー論をベースとしたワークショップを行いました。 今回は、2グループに別れ、グループディスカッションをしながら、共に学び合うスタイル。まずは自己紹介、その後、ワークシートにご記入いただきながら、ポジティブ・アイデンティティー論のステップ1である、「自分を理解する」というワークにいくつかトライしてもらいました。 和気あいあいとそれぞれのグループで、個々の特性、自己概念を深めてもらいましたが、ワークシートを記入する際には、自分についてとはいえ手探りの状態の人も・・・。普段考えない無意識のところでの自己理解になるので、不確かな中で進めていく作業になる場合も多くあります。質問タイムでは、たくさんの質問や感想が飛び交い、とてもよいワークとなりました。 後半は、さらに遊び論を使ったワーク。自分に対して、家族に対して、「そういうことだったのか、なるほどねー」とあらためて知っていただく、確認していただく作業です。そこでも個々に新しい発見があったようで、みんなでシェアし合いました。 「自分らしさ」というのは、いろいろなものに影響を受けますし、普段意識しない部分での確認作業になります。そこを探ることで、自分も家族も、子育てのスタイルも浮き彫りになっていく・・・その過程を楽しんでいただけたのではないかと思います。 ティーンズのみなさんには、アイデンティティーとは何か、文化とは何か、概念的な理解から入っていくのですが、今回はいきなり自分探しの旅に突入していく、そんなワークでした。自己探求を深めた上で、自分スタイルをデザインするという過程に入っていただくためです。 参加者のみなさんからは、「曖昧に思っていたことがクリアになり、自分を知ることがより大切に思えた」「自分を知ることで、悩んでいたことが解決した」「これからの子育てに活用できるお話が聞けてよかった」「家族の絆が深まる」など、ありがたいコメントをいただきました。 時間も限られてはいましたが、ポジティブ・アイデンティティー論を学んでいただいたことで、ちょっとした意識の切り替えで、周りの方やお子さんたちにも「自分らしさ」を大切にする意識が芽生えていくとよいなと願っています。 そして今後、より多様な社会となっていく中で、互いに認め合い、みんなが生き生きと輝ける社会になればと思います。 お忙しい中、参加くださったみなさま、本当にありがとうございました!みなさんと出会えて、本当によかったです。また学びあえる機会があれば、嬉しいです。今後ともよろしくお願い申し上げます。 GSS・河合
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先日のペアレンツ・セミナーには、参加者・スタッフ合わせて80名近い方にご来場いただきました。お忙しい中、本当にありがとうございました。 第1部は、「愛するということ」と題して、LICOさんのお話でした。子どもに君は愛されているんだよということを伝えることの大切さを、いろいろなご経験をもとにお話ししてくださいました。子どもからのメッセージの詩の朗読や、動画もあり、参加されたみなさんの多くは、涙されていました。 第2部は、「ポジティブ・アイデンティティー論」のご紹介でした。お時間の都合で、ワークを深めるところまではいくことができず残念でしたが、7月27日の第2回のセミナーでは実践編として、みなさんと学べたらと思っています。 参加者のみなさんからは、たくさんのあたたかいコメントもいただきました。みなさんからいただいたご意見や感想は、これからの活動につなげていきたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 7月27日の第2回のワークショップでは、「ポジティブ・アイデンティティー論」を実際にみなさんとアクティビティーやディスカッションを通じて、自分のスタイルをデザインしていただきます。お子さんがいない方でも、自分自身を知ることは、仕事をする上でもプラスになります。留学を考えている学生さんにも、とても役に立つワークです。すでに半分以上、埋まってしまっていますが、ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。 |
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