POSID(ポジティブ・アイデンティティー論)の学生向けウェビナーのお知らせです。 POSIDウェビナーでは、日米の文化や教育の違い、POSID理論の知識を学び、自分のティーチングスタイルや子育てスタイルを自己分析するワークをしています。新しい発見があるのはもちろん、自分のこだわりや強みを理解することは、楽しい作業です。知っておくと子どもと接するときやコミュニケーションをとるのがもっと楽しくなる、スムーズになるといった嬉しい感想も多くいただいています。 これまで参加くださったみなさんから、教員や教育関係のお仕事を目指す学生さん向けにシェアしてほしいという声を度々いただいておりました。そんな流れもあって、今回は学芸大の学生さんたちにご相談し、このような企画をさせていただく運びとなりました。これから自分の進路を決めようとされている大学生のみなさんに、少しでもお役に立てたらと思っています。(高校生や大学院生で興味のある方もよかったらどうぞ!) 通常の内容のものに加え、それぞれに分析した自分スタイルをもとに、進路についてのグループカウンセリングの時間も取る予定です。少人数で和気藹々と学びあえる集まりになればと思っています。ご興味のある学生のみなさん、タイミングがあえばぜひご参加ください。よろしくお願いします。 日時:2020年10月17日土曜日 午前10時〜11時30分(Zoom オンライン) 内容:① 日米の文化や教育の違い ② POSID基礎理論 ③ 遊び論をベースにした自己分析ワーク ④ グループカウンセリング 対象:異文化・比較文化・教育学に興味のある学生、自己理解を深めたい学生など 定員:15名 参加費:1000円 *GSSキッズプロジェクトの活動費にあてさせていただきます。 GSS Kids Project: https://www.gsskids.org/ ご用意いただくもの:紙とペン 申込先: [email protected] *先着順、定員に達し次第終了いたします 講師:河合 聡子/エデュケーター 大手メーカーの次世代育成事業に関わった後、Global Study Support(東京)を2009年設立。子どもの国際交流、文化体験、海外研修等を企画・運営。ポジティブ・アイデンティティー論(POSID)を提唱し、多文化社会における研修プログラム、教育セミナー、子育てデザインワークショップ等を日本と米国で実施している。ポートランド州立大学・大学院卒。
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先日のGSS Webinar-Peace 「平和を考える」にご参加くださったみなさま、ありがとうございました!告知期間が短かったにも関わらず、日本の各地、カナダやハワイ、アメリカ西海岸から、そして中学生から社会人の方まで、20名近くの方が参加くださいました。 まずは「あなたの考える平和について」という質問への、みなさんからの回答をご紹介します。 ・ジェンダーや人種などの差別がなくなることに加え、多文化共生な社会であり互いの違いを認め合い尊重していける世界(高校生) ・愛(高校生) ・戦争などがなくなり、社会的格差がなくなり、それぞれが自己実現を達成できる世界(高校生) ・暴力など争いが減り、互いを信頼し協力しながら生きる世界(大学生) ・生物と生物の間に温かいエネルギーが流れているとき(大学生) ・力による問題の解決がおこらない状態(教育関係者) ・国籍・文化・歴史など、違いを受け入れ、認め合うこと(教育関係者) ・他社の立場を想像して皆で良い解決法を考え続けていくことができる、争いのない状態(一般) 続いて、みなさんからいただいた感想の一部をご紹介します。 ・いろいろな視点からそれぞれの人の思いを想像することが大事(中学生) ・過去を責めるのではなく、平和への思いを共有し、共に考えていきたい(高校生) ・子どもたちに良い形で伝えるのは悩ましいところ。事実を「教えたい」のではなく「考える機会を提供したい」(教育関係者) ・初めて聞くことが多く、気づきが多くて大変参考になりました(一般) 最後になりましたが、足立(鈴木)真理さんからのメッセージです。 「争いのない世界」というのは確かに理想かもしれません。しかし、曽祖父が常日頃よく書にしたためていたのが「天空海闊(てんくうかいかつ)」というものでした。これは「心が広々として度量が大きく 何のわだかまりもないこと」という意味です。心を大きく度量を持っていれば、争いごとも少しはなくなっていくのだと私は信じています。世の中の一人ひとりが、多様性を理解し、お互いを理解しようとするだけで少しずつ世の中は変わっていくと思います。「平和」という言葉をいま一度、大切にそして諦めずに皆さんと一緒につないでいけたらとても嬉しいです。また近いうちにお目にかかれるのを楽しみにしています。 足立(鈴木)真理 真理さん、参加者のみなさま、本当にありがとうございました!!! 【訂正とお詫び】 セミナー中に「鈴木貫太郎さんも安藤大尉に同情され、命の恩人と語られていたそう」というウィキペディアの記述の一部をファシリテーターがご紹介しましたが、実際にはそのような記録が残っている資料等はなく「安藤大尉もまた気の毒である」とは言っていたが「命の恩人」とは決して言っていないと足立(鈴木)さんよりご指摘がありました。裏付けのない情報を安易にお伝えしてしまったこと、心よりお詫び申し上げます。 |
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