9月24日日曜日、東京・渋谷にて「教育の選択肢を広げる」をテーマにトークセッションを行いました。 事前にヨーロッパ、アメリカ西海岸、東海岸、日本全国から多くのお申し込みをいただき、当日も予想以上の人数の方々にお集まりいただいて感謝いっぱいのスタートとなりました。 前半は、春日鐘子さんによる「アメリカのエリート教育」と河合聡子による「多様性とアイデンティティ教育」。後半は、二人による対談で「これから大切にしたいこと」などを語り合いました。 変化の激しい時代だからこそ、周りの大人が情報のアップデートをしていきたい、学びの輪を広げていきたいねという話になりました。対談中は参加者の皆さんからも有意義な質問が多く、また鐘子さんの人柄によりとても楽しい会となりました。 参加くださった皆さんからのコメントです。 ・アメリカにおけるエリートの考え方や、多様性と社会のあり方、それを通じて教育がどのようにあるべきか、とても参考になりました。 ・アメリカで重要視されている生き方を知ることができました。教育だけでなく人生に大切で重要なことを知ることができました。 ・海外のエリート教育と日本のエリート教育(受験戦争)の差異が興味深かったです。 ・Gritは知りませんでしたが、社会で自分の居場所を見つけつつたくましく生きていく上で、とても大事な考え方だと思いました。Gritの考え方で評価してもらえるとしたら、生きやすい子もいると思いました。 ・本物の伝統文化に触れるや自分を知ることの大切さなどを知り、子どもとの遊び方やコミュニケーションのヒントを得られました。 ・お話が興味深く楽しかったです。 とても自由に子育てができていて羨ましいです。また録画を見返してテンションを上げたいです。 ・今日のお話を伺って、今はこどものやりたいことに集中してもらう決心がつきました。密度の高いお話をありがとうございました。 ・大変有意義な時間でした。参考になる内容が多く楽しかったです。 ・親として改めて気付かされる事が多く有意義な時間でした。 ・とても有益なお話がきけて、楽しかったです 最後になりましたが、参加くださった皆様、素晴らしいプレゼンをしてくださった春日鐘子さん、運営を支えてくれたボランティアスタッフの皆さん、本当にありがとうございました! 【EDU-TALK Seriesのご案内】
GSSでは、10月15日スタートのEDU-TALK Seriesを企画しています。 今回だけで学びの輪をとめることなく、ゆるく広げていきたい、継続してみよう!というチャレンジ。いろいろな情報も先行してキャッチ&発信もできるコミュニティーになるかと思います。 自分に合ったスタイルで気軽に参加していただける形にしておりますので、ぜひサインアップしてみてくださいね♪ なお、参加費は活動支援金としてキッズプロジェクトなどで活用させていただきます。
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GSSでは「学びの輪を広げよう!」という想いから、トークシリーズを企画しています。 ・全6回シリーズ ・偶数月 第3日曜日20−21時 ・Zoom 開催 ・3000円(活動支援金として) ・アーカイブ録画配信あり *都合により、予定を変更する場合がございます。予めご了承ください。 前半は河合がテーマに合わせてお話しさせていただき、後半は志を同じくする仲間をお招きして、トークセッションも行う予定です。 GSSの原点には「学校の外から子どもたちをサポートしたい」「学校教育でカバーしきれないところをサポートしたい」という思いがあります。下記の活動コンセプトのもと、様々なプログラムを開発提供してきました。
近年では、その活動をベースにアメリカの教育で主軸になっているアイデンティティー教育、リーダーシップ教育という領域とリンクしながら、次世代育成活動を推進しています。 日本の学校教育は、基礎学力分野と道徳教育などでは、世界的にも評価が高く、注目されていますが、多様性に対応するという部分では、まだまだこれからではないかと感じています。 GSSの活動を支えてくれているボランティアスタッフや、これから来夏のフィジー研修に向け、協働していく予定の仲間たちは、海外経験が豊富な方達ばかりです。このトークシリーズでは、学校教育の周りで私たちがサポートできることは何か、地域教育や国際交流など、いろいろな観点から語り合い、それぞれの場でアクションを起こすきっかけになればと思っております。 次世代育成にパッションを持つ保護者、教育関係者、学生のみなさん、これからも意見交換しながら学びを深め、自分の身近で何ができるか、一緒に向き合ってみませんか。 GSSとしても初の試みになりますが、お互いに学び合える仲間づくりの場になれば、とても嬉しいです。 お時間が合わない方には録画リンクを共有いたします。 どうぞよろしくお願いします。 EDU TALK in TOKYOを9月24日日曜日に開催します! テーマ「教育の選択肢を広げる」 世界中から優秀な人材が集まるシリコンバレー。 リベラルな教育の最先端をいくポートランド。 同じアメリカの西海岸でも対局にあるような教育文化を、教育者として、親としてそれぞれに体験してきたふたりの対談企画です。様々な教育価値観や情報を共有し、これからの子育てや教育について考える場を皆さんと作っていきたいと思っています。Zoom 開催ですので、ぜひお気軽にご参加ください! こんな人におすすめ! ・様々な教育の価値観を知ることで、子どもの可能性を広げたい方 ・最新の海外留学や進学情報について知りたい方 ・奨学金制度について知りたい方 ・アイデンティティー教育について知りたい方 ・これからの教育について共に考えたい方 登壇者 ・春日鐘子 (Cathy English 代表) ・河合聡子 (Global Study Support 代表) 日時 ・2023年9月24日日曜日13時30分〜15時00分(日本時間) ・2023年9月23日土曜日21時30分〜23時00分(米国西海岸時間) 会場 ・ZOOM ※ 録画配信あり(1ヶ月限定) 参加費 ・1000円 ※ 今後の活動費として活用させていただきます キートピック ① アメリカのエリート教育 ② 多様性とアイデンティティー教育 ③ これからの教育を考える -------------------------------------------- プロフィール 春日鐘子 | Shoko Kasuga Cathy English 代表 バイリンガル教育の教授法を学び、都内女子一貫校短期大学にて英語教育学に携わる。在職中、日本英語検定試験の面接官を経験。夫のシリコンバレーへの転職を機に、1歳の娘を連れ渡米。 日本人のための英語教育チューターCathyEnglishを立ち上げる。日本語補習校で教鞭をとりながら、最年少の英検合格者を次々選出。英米の大学進学奨学金である柳井財団の全額奨学金生にCathyEnglish出身者5名が選出。2022年日本に拠点を移し、現在は米国大学進学オンラインセミナーを主催、全寮制高校、大学、大学院の進学カウンセラーも務める。二人の娘はベイエリアの私立小・中学を経て、米国の大学・大学院に進学。 Cathy English Website: www.cathyenglish.com/ 河合聡子 | Satoko Kawai Global Study Support 代表 大手メーカーの社会活動として、40カ国以上の各国大使館とのプロジェクトや次世代育成事業に10年ほど関わった後、非営利団体・Global Study Support(東京)を設立し、国際交流、文化体験、海外研修等を企画運営。2012年に9歳と12歳の娘を連れて渡米し、教育学部の大学院を卒業。ポジティブ・アイデンティティー論(2020年WERA国際教育学会にて発表)を提唱し、多文化社会における人材育成プログラム、教育セミナー、ビジネスセミナー等を日本と米国で実施している。2022 年に拠点を日本に移し、教育コンサルタントとして活動中。青山学院大学、ポートランド州立大学・大学院卒。二人の娘は東京の私立小・中学校からポートランドの公立小・中学校へ転校。公立高校を卒業したのち米国の大学に進学。 GSS Website: https://www.globalstudysupport.org/ 6月4日日曜日、当初の予定を変更し、東京・渋谷にてGSSメンバーが中心となって集まりました。 前半は、ランチを取りながら各参加者の自己紹介+活動紹介の後、質問にお答えする形で進めました。 「いつ留学するのがおすすめですか?」 「手遅れになる留学のタイミングや時期というのはありますか?」 「日本の学校教育と海外を視野に入れた教育をどうバランス取れば良いのか」 「子どものやりたいこと、伸ばす教育とは具体的にどのようにすれば良いのか」 「アメリカの教育を受けて一番よかったことは?」 「アメリカと日本の間でアイデンティティーをどう感じているか」 「アメリカの大学で学ぶメリットとは」 後半は、新潟でのセミナーと同じテーマの中から、いくつかピックアップしてお話ししましたが、新潟とは違うキーワードがメインとなりました。 「英語教育」 「日米の子育て文化」 「アメリカの学校生活」 「アメリカの大学受験」 「日米共通の大事な力」 また今回、9歳で渡米しアメリカの大学で学んでいるGSS卒業生と、シリコンバレーで教育コンサルティングをされた方が参加くださったこともあり、ディスカッションはとても活発かつ深いものとなりました。 同じアメリカでリベラルな街といっても、オレゴン州ポートランドとカルフォルニア州のシリコンバレーでは、教育のトレンドも随分違うということも話題になりました。 最終的には、視野を広げること、選択肢を多く持つこと、バランスが大事ということでまとまりました。そして「知らないことのデメリット」の大きさについて何度も話に上がり、このような場が必要で大切だという意見で一致しました。 最後にご報告です。 今回集まったメンバーが主体となって、これからのGSS活動について推進していくことになりました!まずは来年夏のフィジー研修に向け、この秋からセミナーやワークショップを実施していきます。 京都や新潟の皆さんとも連携しながら、次世代のために私たちに今できることは何かを考えながら、できる限りのことを取り組んでまいりたいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。 GSSスタッフ一同 【21世紀型教育を考える会にいがた主催】 Dialogue Cafe | ダイアローグカフェのご報告 5月26日金曜日、新潟市にてお集まりいただいた教育関係者、保護者の皆様と交流させていただきました。 前半は、皆さんに選んでいただいたキーワードをもとに、お話しさせていただきました。 投票の多かった上位キーワード ① 多様な社会で生きる ② 日米共通の大事な力 ③ 新しいリーダーシップとは 上のキーワードに付随して、「海外に行く前に学んでおきたいこと」「日米の子育て文化」「自分を知る」などについても話が広がりました。質問もたくさんいただいて、皆さんの意識の高さ、熱い思いを感じたあっという間の時間でした。 後半は、おいしいランチをいただきながらの交流会。 みなさんそれぞれに取り組まれていることや、今後のことについて、話が弾みました。 みなさんからいただいたコメントの一部 ・自分で選択して自分のアイデンティティ・自分らしさを作っていく ・選択肢をみせてあげるために、自分が学びの時間をつくる ・選択していける力を育てていく ・地域の人とつながり連携していく ・社会をよりよくするためというゴールを意識する 地域や学校、ご家庭などで、すでにいろいろな取り組みをされている方達が多く、学び合う場となりました。 最後になりましたが、地道な活動を続けてこられ、いつも心のこもった運営をされている「21世紀型教育を考える会にいがた」への尊敬の念と感謝の気持ちいっぱいです。これからも同じ思いを持つ仲間として、次世代のため、ともに取り組んでいけることを、GSSスタッフ一同、楽しみにしています。本当にありがとうございました! |
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