10月20日金曜日、北海道美瑛町役場のDX推進研修にて、「DXと文化」をテーマにした講義とワークショップをさせていただきました。 当日は「DXってなに?」「DXの先には?」というトピックで講義させていただきました。デジタル文化を理解するということは、欧米文化の根底にあるものを理解しないと難しいので、よりコアな文化的な価値観についてご紹介しました。その後、デジタル文化導入における組織への影響や変化についてお話しさせていただきました。 ワークショップでは、通常は自己文化を理解するところから始めるのですが、美瑛町では2016年よりまちづくりワークショップを続けられていて、「美瑛町共通ビジョン」を掲げたまちづくりを推進されています。その長年の取り組みにより、美瑛町の文化アイデンティティーはすでに明文化されておりましたので、次のステップへと進めることができました。 「DX」・「美瑛町共通ビジョン」・「Z世代の価値文化」を組み合わせたまちづくりワークでは、参加者の皆さんの知識や意識がとても高く、短い時間にもかかわらず、すばらしいチームプレゼンが繰り広げられ、有意義な時間となりました。美瑛町では、対話からアクションへつなぐという経験も積まれてきているので、これからがとても楽しみです。 DXと聞くと、よくわからない、難しいと思う方も多いかと思うのですが、文化対応教育学をベースにしているPOSIDの理論では、DXに対しても文化の変化と捉えます。どんな団体、企業や組織も独自の文化アイデンティティーをもっています。自己の文化を理解し守りながら、デジタル文化を理解することで新しい組織づくり、次世代型リーダー育成へとつながれば幸いです。 このような機会をくださった美瑛町役場の皆さん、本当にありがとうございました!
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